■太陽光(主に紫外線)による劣化試験

スライド加工ピンチブロックと植毛加工ピンチブロックという2つの試料について、高温・圧力の条件下で、アクリル樹脂板(白)に対する汚染(色移行)を調べる試験です。試験結果は、1次暴露後、2次暴露後ともに、スライド加工、植毛加工ともに、接触汚染、移行汚染は認められず、色票は5号でした。「色票 5 号」とは、JIS L 0804 で規定されている「変退色用グレー・スケール」を使用し、色の変化を評価した結果となります。
※『グレー・スケール』とは、色の変化の度合いを数字で表すためのものであり、5号は最も変化が少なく、1号が最も変化が大きいことを意味します。 よって「色票5号」は、ほとんど変色がないという評価になります。