■4方枠の取付有無による比較測定
四方に植毛加工ピンチブロックを取り付けた場合(①)の方が、取り付けない場合(②)よりも平均音圧レベル差が大きくなっています。これは、植毛加工ピンチブロックを取り付けることで、遮音性能が向上しているといえます。特に、中高音域(500Hz以上)において、その差が顕著に表れています。木製開き戸に植毛加工ピンチブロックを取り付けることで、特に中高音域において遮音性能が向上することが確認できます。
※一般的に会話(日本語)に関して
特に1000~2000Hzは母音・子音双方の重要成分が重なる帯域で聞き取りに必須と言われており、それはJIS規格(JIS A 1419-1:音響測定)にも当帯域を重視しています。
子音は2000Hz以上の高音域に集中しておりますので、当製品を取り付けることで会話の内容が聞き取りづらくなるという効果があると言えます。
